2024 年でデビュー35周年を迎えるバンド「人間椅子」。その人間椅子の多くの楽曲の作詞を担う和嶋慎治の自選詩集。
デビュー前から最新アルバム『色即是空』にいたる諸作品から選ばれた 108 編の詩と、各時代の回想から成る自作解説で構成。
人間椅子は歌詞の内容から「文芸ロック」とも呼ばれる。解説を含むエッセイの中でも和嶋は自らの詩作品に関して、
山頭火、宮沢賢治、高橋新吉、江戸川乱歩らの影響を記している。また、そのエッセイからはデビュー以降の 35 年間の苦悩も書かれ、
詩の鑑賞のみならず、「バンド『人間椅子』35 年の歴史」としても読み取れる。唯一無二の世界を思う存分楽しんでいただきたい。
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