アメリカの「保守の女神」と言われ、茶会派（ティーパーティー）の思想的柱であるアイン・ランドの最高傑作。
米国議会図書館の調査で「聖書に次いでアメリカ人が最も大きな影響を受けた本」とされ、1,000 万部超のベストセラー。
22 か国語に翻訳されている。表題のアトラスはギリシア神話の中でその両肩で世界を支える巨人神。
そのアトラスが肩をすくめて世界を支えるのを止めたらという、この小説のテーマを一言で表している。
謎の「破壊者」に連れ去られた研究者ダニエルズを追うダグニーの飛行機がロッキー山中で墜落した。
峡谷で失踪者達に再会した彼女はついに奇跡のモーターの秘密を知る。鉄道統一計画によって物流が滞り、
いよいよ混迷を極めるアメリカ。待ったなしの経済危機のさなかにラジオから流れてきたのは
「破壊者」の声だった。三時間に及ぶ演説で語られた命の規範とは…。
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