本書は、国際シンポジウム「日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム」 (2024年8月3日開催、
ラテンアメリ力探訪200回記念企画実行委員会・立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会 共催)がもとになっています。
文学、哲学、政治学、文化人類学、地域研究といった各分野の専門家が、ラテンアメリカのフェミニズムシーンに関する書き下ろしコラムなど多数執筆。
さらに「資料集」として、文学、音楽、映画、書籍、Web論文の情報をまとめました。
「日本から / 日本語で」ラテンアメリカとフェミニズムを考えるという視座のもと編まれた本書は、
欧米に目が向きがちな日本のフェミニズムやジェンダー研究を異化する視点を提供してくれるでしょう。
家父長制とグローバルな新自由主義が結びつき、生活の不安定化が進むラテンアメリカ。
でも、それらに立ち向かうラテンアメリカ発の力強いフェミニズムの思想や活動は、日本の私たちにとって大きな示唆を与えてくれる可能性を秘めています。
☆販売促進用チラシ(PDF)もご利用ください。
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