「友人・竹内芳郎を通して、私は本物の思想の厳しさを学んだ。日本の論壇に愛想を尽かした彼は、
一九九〇年から沈黙を守っていたから、今ではその真価を知る人も少ないだろう。この著作集の刊行は改めて、
現代日本にも貴重な反省を促す彼のラディカルで強靭な思想を伝える機会となるに違いない。」 ―― 鈴木道彦
「<百花斉放>の1960年代、戦争責任、天皇制、国家、民主主義など戦後思想の課題が多くの論者に取り上げられた。
竹内芳郎もまたその一角を占め、その後は言語論、文化理論に切り込んでいく。根源的な思索―言語表現に接する喜びが、
この著作集を通して、新たな読者に広く分かたれることを願っている。」 ―― 海老坂武
全6巻+補巻。9月より順次刊行! 第1巻は「サルトル哲学序説」「実存的自由の冒険」
☆販売促進用チラシ(PDF)もご利用ください。
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