創価学会の“平和主義"が揺れている――。
2015年9月に国会を通過した安保法制に関しては、賛否両論さまざまな議論が日本中で巻き起こりました。
その中で特に注目されたのが、安倍晋三政権を支える自公連立政権に対し、公明党の支持母体である
創価学会の会員が反対の声を上げていたというニュースでした。
創価学会は長年、世界平和、憲法9条擁護をうたって歩んできた宗教団体です。
しかしその創価学会を支持母体とする公明党が、いま憲法改正を宿願とする安倍首相率いる自民党と
密接な関係をもっているのも事実なのです。公明党、そして創価学会の“平和主義"に、
今どのような転機が訪れているのか、徹底取材しました。
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