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『社会に届け、沈黙の声』
柴田保之 著 2,100円+税 教育
社会
ISBN978-4-907961-17-6 C0037 四六判並製 272頁 2020/11発行  
私たちは誇り高く生きてきた!知的障害と呼ばれる人々が語る、津久井やまゆり園事件、出生前診断、東日本大震災。
前著『沈黙を越えて』から五年…… 厚い壁の中に閉じ込められたままの言葉に、翼をつけて、 その言葉から社会が何かを学びとることをめざす新たな試みがいま始まった。
 第1章 介助つきコミュニケーションについて 第4章 入所施設での暴行死事件について
 第2章 東日本大震災に思う         第5章 津久井やまゆり園事件によって 問われたもの
 第3章 新しい出生前診断について      終 章 いのちを見つめて
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『もう一回やり直したい』
 精神科医に心身を支配され自死した女性の叫び
米田倫康 著
(よねだのりやす)
2,000円+税 医学
ISBN978-4-907961-16-9 C0047 四六判並製 228頁 2019/12発行  
本書は、この事件を追いつづけてきたご遺族と私の執念の物語です。精神科医が患者と性的関係をもつことが違法と なり、医師免許剥奪などのペナルティが科されないかぎり、同様の悲劇は繰り返されます。法律を変えるしかないのです。それが、本書の最終目標です。  
 第1章 狙われる女性患者たち      第3章 人権侵害の歴史を振り返る
 第2章 法も常識も通用しない精神科医  第4章 被害を防ぐために
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『ドストエフスキーの戦争論』
 『作家の日記』を読む
三浦小太郎 著 2,100円+税 評論
ISBN978-4-907961-15-2 C0095 四六判並製 272頁 2019/11発行  
ドストエフスキーはなぜ戦争を賛美したのか ?!  
 第一章 ドストエフスキー対トルストイ    第六章 ドストエフスキーの戦争論
 第二章 民衆への同情が『悪霊』を導く    第七章 コンスタンチノープル領有論と反ユダヤ主義
 第三章 ドストエフスキーとロシア民衆    第八章 スラブ主義の思想家
 第四章 ドストエフスキーの見たロシアの近代 第九章 ドン・キホーテとジョルジュ・サンド
 第五章 近代を乗り越えてゆくロシア     第十章 プーシキン記念講演と世界の調和
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『青年はなぜ死んだのか』
 カルテから読み解く精神病院患者暴行死事件の真実
嶋田和子 著 2,000円+税 医学
薬学
ISBN978-4-907961-14-5 C0047 四六判並製 272頁 2019/1発行  
「精神医療の現実」第二弾!
青年は亡くなる少し前、母親に「僕の人生、どうしてこうなっちゃったんだろう」と言いながら涙を流したという。青年をあの事件の あった保護室まで運んでいったものの正体はいったい何なのか。多剤大量処方の末「飛び降り自殺」した青年の死の真実にも迫る。
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『発達障害バブルの真相』
 救済か?魔女狩りか? 暴走する発達障害者支援
米田倫康 著 2,000円+税 医学
薬学
ISBN978-4-907961-13-8 C0047 四六判並製 256頁 2018/12発行  
子どもたちの未来を奪わないために!
●発達障害の過剰診断の下、子どもたちが精神薬漬けになっている現状に警鐘を鳴らす。 ●繰り返される悲劇から身を守るためには「専門家」というだけで妄信しないことが重要。 ●本書はその判断を下すための材料・ヒントとなる情報を提供する。
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向精神薬、とくにベンゾ系のための
『減薬・断薬サポートノート』
嶋田和子 著 1,400円+税 医学
薬学
ISBN978-4-907961-12-1 C0047 四六判並製 128頁 2017/11発行  
ブログ「精神医療の真実」を開設して7年。そのご縁でつながった多くの当事者の減薬・断薬体験談から 本書は生まれました。本書執筆にあたって募集した離脱症状緩和に関する知恵も満載。孤立しがちな減薬当事者が、少しでも 安心して減薬・断薬に立ち向かえるよう、本書が役立つことを願っています。(著者)
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『〈ダグラス・ラミスの思想〉自選集』
 「普通」の不思議さ
C.ダグラス・ラミス著 2,500円+税 政治
ISBN978-4-907961-11-4 C0031 四六判並製 336頁 2017/5発行  
今こそ、窓の学問が必要だ!
日本の英語教育に一石を投じた『イデオロギーとしての英会話』から、単行本未収録の『想像しうる最小の軍隊』まで 12 篇を収録。およそ 40 年にわたる著者の思想の系譜をたどる。
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『発見と創造の数学史』
 情緒の数学史を求めて
高瀬正仁 著
装幀:臼井新太郎
2,700円+税 数学
ISBN978-4-907961-10-1 C0040 A5判上製 288頁 2017/2発行  
オイラー、ガウス、アーベル、リーマン、……、岡潔。数学を創った人びとによる 「数学創造の瞬間」を描く、至高の数学史。その根底にあるのは「知」ではなく「情」である。 著者が長年追い求めてきた「情緒の数学史」の序章。
「オイラーその人を離れてオイラーの数学はなく、ガウスの人生とは無関係にガウスの数学が生れるはずもありません。 岡潔先生の多変数関数論は、あの長い年月にわたる秋霜烈日の人生と決して無縁ではありえません。 このあたりの消息から目を離さずに、「人」が数学を創る、ということを基本線とする数学史を叙述することは できないものでしょうか。」《本文より》
 
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『節英のすすめ』
 節度をもって英語を使おう!
木村護カクリストフ 編著
装幀:臼井新太郎
2,000円+税 語学
ISBN978-4-907961-09-1 C0080 四六判並製 224頁 2016/12発行  
脱英語依存こそ国際化・グローバル化対応のカギ!
英語ができなきゃダメの脅迫観念から自由になり、節度をもって英語を使おうよ! と脱英語依存をすすめる。なぜ節英なのか、 英語の光と影をさまざまな角度から検証。英語を飼いならす、りんご(隣語)をかじろう、意外と日本語でいける等々、 節英の具体的な方法も満載。セツエイを国際語に!と提案する。節英から世界の別の姿が見えてくる。
 
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『荻窪家族プロジェクト物語』
 住む人・使う人・地域の人みんなでつくり
 多世代で暮らす新たな住まい方の提案
荻窪家族プロジェクト 編著
装幀:臼井新太郎
装画:西川日満里
1,800円+税 建築
ISBN978-4-907961-08-4 C0052 四六判並製 224頁 2016/5発行  
それは「風のように行き交えるような場を創りたい!」「ないなら自分で創るしかない!」 瑠璃川正子さん(代表)の熱い思いから始まった。みんなでつくる参加型の賃貸住宅プロジェクト。荻窪駅から 徒歩七分、地域の人が集う工房・ラウンジ・集会室などの共用スペースをもった新しい賃貸住宅「荻窪家族レジデンス」 が誕生した。そこには、多世代居住のなかで、住む人使う人と一緒に考え、つくっていく暮らしがある。 小さな子ども、若者や留学生、年配者等、皆が地域のなかで大きな家族のようにふれあい、 年月を重ねてますます魅力的に生きる「成熟していく暮らし方」を提案する。建物の一部を地域に開き、 活かしていけるような場をめざしている。
 
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『とぼとぼ亭日記抄』
高瀬正仁 著
装幀:臼井新太郎
装画:平岡 瞳
1,600円+税 文芸
ISBN978-4-907961-07-7 C0095 B6変型判上製 176頁 2016/2発行  
それは昭和のある夜、四谷の路地裏に鳴りわたるチャルメラの音とともに始まった、、、
数学者・高瀬正仁さん初の自伝小説。 若き数学徒と伝説のラーメン屋との奇妙で不思議な友情を描く。
「これはぼくの<私的>最終講義です」(著者談)
 
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『尾崎翠の感覚世界』
 <付>尾崎翠作品「第七官界彷徨」他二篇
加藤幸子 著
装幀:西田優子
装画:福重明子
2,300円+税 文芸評論
ISBN978-4-907961-06-0 C0095 四六上製 256頁 2015/8発行  
名著復刊! 芥川賞作家による尾崎翠讃歌。 本作品論で言及した「第七官界彷徨」「歩行」「地下室アントンの一夜」を収録。尾崎翠論を読み、尾崎翠作品を愉しむ……至幸のとき。
涼しい風のごときものが、体を走りぬけていった。すぐにその本と私のあいだに、とてつもなく強い磁石の力が働いているのを感じた。 私が本稿で明らかにしたことは、尾崎翠の作品は、超現実の空気を漂わせながら、実はしっかりした根拠に基づいてつくられている、ということである。 ……根拠が明らかになっても、なおかつ私は尾崎翠の作品が好きで好きでたまらない。 (「尾崎翠の感覚世界」より)
 
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『沈黙を超えて』
柴田保之 著 2,000円+税 教育
ISBN978-4-907961-05-3 C0037 四六並製 232頁 2015/5発行  
知的障害の概念が根底から覆る!
知的障害と呼ばれる人々が内に秘めた言葉を紡ぎはじめた。重度重複障害の人も、自閉症の人も、 遷延性意識障害の人も、認知症の人も、人はみな豊かな言葉の世界を持っている。
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『あたたかい病院』
宮古あずさ 著 1,800円+税 小説
ISBN978-4-907961-04-6 C0093 四六並製 208頁 2015/2発行  
看護師という生き方を独自の視点で描きつづけてきた著者が、小説という形で描き出した新たな看護の世界。小説第3弾!
著者は1963年生まれ。大学を中退し看護専門学校に入学。1987年から看護師。 東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)に22年間勤務し、内科、精神科、緩和ケアなどを経験。 看護師長も7年務めた。勤務の傍ら大学通信教育で学び、短大一校、大学二校、大学院一校を卒業。 2013年東京女子医科大学大学院博士後期課程修了。博士(看護学)。 現在は精神科病院で訪問看護に従事する傍ら、大学非常勤講師、著述業。 主な著書は『看護師という生き方』(ちくまプリマ―新書)他多数。
 
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モリ
徳村 彰 著 1,900円+税 社会
ISBN978-4-907961-03-9 C0036 四六並製 216ページ 2014/12発行  
モリ(「森」ではなく「木」と「水」と「土」で創った作者の創作漢字)と人と愛の関係が、 人を変え、世界を変え、行きづまった現状をのりこえる力となる。
作者(通称おじじ)は、1928年石川県金沢市生まれ、東大中退。1971年、妻(杜紀子、通称おばば)とともに横浜で「ひまわり文庫」を開く。 1983年、紋別郡滝上町の熊出のモリに「子どもの村」を創設。1991年から電気もガスも水道もないこのモリで「モリに生きる」を続けている。 この5〜6年は、春と秋に1ヶ月づつ、秋田の広大なブナのモリに浸っている。 足かけ24年間、便利なもの何一つないモリに生きて、ようやくたどり着いた作者の境地(思想)が1冊の本となった。
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『精神医療の現実』処方薬依存からの再生の物語
嶋田和子 著 1,900円+税 医療
ISBN978-4-907961-02-2 C0036 四六並製 224ページ 2014/11発行  
著者が開設したブログ「精神医療の真実 聞かせてください、あなたの体験」に、わらをもつかむ思いで連絡をしてきた当事者や家族とのメールのやりとりから、処方薬依存の実態が浮き彫りになった。 薬を減らすことに決めたものの、離脱症状に七転八倒する人。あまりの苦しさに再服薬を決意する人。長年続いた多剤大量処方のため減薬すらできない人。離脱症状を乗り越えて断薬に至る人……。 著者が体験したこれら9のケースに学び、処方薬依存からの再生の道を探る。
 
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岡潔の時代の数学の回想
『紀見峠を越えて』
高瀬正仁 著 2,300円+税 自然科学
ISBN978-4-907961-01-5 C0040 四六判上製 272ページ 2014/7発行  
「紀見峠を越えて」は魂をもって書いた作品である(高瀬正仁)
解決の当てのない難問をみずから創造し、何らの打算も行わず、百尺竿頭なお一歩を進める気魄をもって数学研究に打ち込んだ岡潔。 その岡潔に15歳で出会い、爾来半世紀、岡のあとを追い続け、ドイツ数学史の構想を打ち出すに至った著者の学問とこころの軌跡。 岡潔に寄せる渾身のオマージュ!
 
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『AIDで生まれるということ』 
精子提供で生まれた子どもたちの声
非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ/長沖暁子 編著 1,800円+税 医療
社会
ISBN978-4-907961-00-8 C0047 四六判 208ページ 2014/5発行  
本書は非配偶者間人工授精(AIDあるいはDI。夫以外の第三者から提供された精子を用いた人工授精)で生まれた人たちが、自分たちの体験を、自分たちの言葉で綴ったものです。 不妊治療の一つであるAIDは60年以上にわたり行われてきたにもかかわらず、秘密にされ、生まれた人の声はこれまで顧みられることがありませんでした。 最近は、AID以外に卵子提供や代理出産など第三者の関わる生殖技術が行われはじめていますが、その是非を論ずるとき、生まれた子どもの声を知ることは必須です。 AIDで生まれた人が何を思うのか、育つ家庭で何が起こっているのか等々、まずは長い歴史のあるAIDの実情に目を向け、考えてほしいと本書はつくられました。法整備に向け、この技術を社会全体がどう受け止めるのか議論するためにも必読の書です。
 
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