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ISBN978-4-905497-12-7 C1036
グローバル化によってゆらぎ始める親子、家族、婚姻、国籍、労働、人権・・・ 私たちは何を問わなければならないのか。国籍や外国人労働の問題を丹念に追ってきた著者が、社会学の立場から、国籍法違憲判決を分析し、労働や雇用問題についても詳説。
ISBN978-4-905497-11-0 C1031
原題の直訳は「政治的なものの歴史社会学」。フランスにおける政治社会学の理論的展開を理解するのに最適の1冊です。初版は1997年で現在は第3版(2007年)まで出ている基本書。 以下「日本語版への序文」より引用「本書の中でヨーロッパ史,とりわけフランス史を介して描かれるこの歴史社会学的な過程は、明治時代の近代化政策に伴い日本が西洋の影響に扉を開いた後の日本近代史の中にも見いだされる。 ヨーロッパも日本も経済発展の観点と同じく、軍事的安全保障、環境面での安全という観点においても、共通する課題に同時期に直面するはずである」
ISBN978-4-905497-10-3 C3031
気鋭の研究者が明治から現代までを多様なテーマと視角で分析
ISBN978-4-905497-09-7 C0095
雑誌『論座』での同名の連載を軸にした、本を肴にしたエッセイ集とでも申しましょうか。 「書評集」と言うにはなんとももったいない一冊です。読者の皆さんは、読み進むうちに、熱燗を嗜みながら、著者とあれこれとおしゃべりするような感覚になるのではないでしょうか。 本を読むには三度の楽しみがある、と著者の水谷先生は仰います。読んでみたいと思ったそのとき、読んでいるとき、そして読後。 「読書は三度楽しみ、三度酔う。そんな思いが『読書三酔』の背後にある…」(本書まえがき)。
ISBN978-4-905497-08-0 C0090
20世紀の幕開きとともに始まったノーベル賞。 1901年受賞のプリュドムから2011年受賞のトランストロンメルまで計108名。キップリング、タゴール、ロマン・ロラン、ベルクソン、ヘミングウェイ、スタインベック、サルトル、川端、大江……、文学の歴史へ名を刻す巨人とその時代を辿る! 巻末に受賞者一覧を掲載。 格好の"世界文学ガイド"!
昭和8年から5か年にわたって連載された長篇小説『若い人』。北国の女学校を舞台に繰り広げられる教師と女学生の物語は、われわれをどこへ誘うか。ヒロイン江波の魅力をじっくりと味わいたい。
「江波の魅力は生命の根源から発するものであり、それだけ周囲の人たちを魅惑し、あるいは反発させる妖しさをあたえられている。妖しの娘江波恵子は、誰とも異なるユニークな存在なのだ」(本書より)
自由民権運動史研究の第一人者による入門書決定版。 今こそ、自由民権運動の歴史をじっくり辿ってみる必要がありそうです。 第1章「自由民権運動史概観」、第2章「自由民権運動史研究の歩みと現在」 付録として、研究関係資料・文献の一覧、自由民権運動記念館・資料館、関係年表も付されます。
『星の王子さま』の作者として広く知られているアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900−1944)の実姉であるシモーヌ・ド・サン=テグジュペリによる回想録≪Cinq enfants dans un parc≫(2000 Gallimard社)の邦訳です。 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが生み出した作品(『星の王子さま』のほか、『夜間飛行』『人間の土地』……)には、少年時代の実体験が数多く登場します。幼少期の思い出がアントワーヌの作品・人生に大きな影響を与えていると言えるでしょう。 その幼少期をともに過ごした実姉シモーヌ・ド・サン=テグジュペリが、きょうだいや親戚との思い出を生き生きと具体的に綴っており、アントワーヌの作品のルーツを知る貴重な資料となっています。 貴族の家系に生まれた著者の手記と、随所に盛り込まれた写真からも当時の貴族の暮らしぶりが生き生きと伝わってまいります。